「treatment」は「年の初めを世界のあちこちをを潤し補修することから始めること」をテーマとした企画グループ展。
本展はその第2回として大阪のartgallery opaltimesで開催する。
第1回は2022年1月。COVID-19の流行から2年経過し、あらゆるものが消毒された世界で開催した。
そこからさらに1年が経過し状況は変化し続けている。長引く不況で人間も社会も文化的に乾燥しOS1では補えない深い亀裂が至る所で生まれているように見える。
そんな世界の各所を潤わせ補修するには、粒子の細かさがさまざまで粘度や油分の含有量まで多様である事が望ましいのではないかと私たちは考える。
「treatment」のもう1つのテーマは越境である。国籍や表現方法の異なる(絵画、彫刻、Tattoo、グラフィックデザイン、3DCGなど)作家たちの作品を1つの空間で共存させること、そこに立ち登る蒸気のようなものの存在を信じて今年も本展を企画する。
「treatmentⅡ」
2023年1/14(土)〜1/29(日)火水定休
出展作家:添田奈那、王之玉、Lvdian、yunbomu、urisakachinatsu、komowear
artgallery opaltimes
〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1
DM design:urisakachinatsu
企画:urisakachinatsu、komowear、opaltimes
会場設営協力:110、558
撮影:opaltimes
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:::::: 作家名 :::::
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添田奈那/NANA SOEDA
1994年生まれ。
アジアで売るおもちゃや看板、ガラクタから影響を受け、「チープ」らしさを愛おしく感じるかたわら、社会にまつわる理不尽な事柄に憤りや悲しみを感じ、それらをテーマに作品を制作している。 -
王之玉 /Wang Zhiyu
神話、伝説、神秘学などから着想を得て制作している。
生命体と非生命 体の結合、人工物と自然物の調和、男と女、陰と陽など相反する性質を 調和させる。天使と交流する方法、異世界との繋がりを探している。
さまざまな要素が混在し、調和する空間を作り出す。 -
Lvdian
1995年中国生まれ。2018年BFA Central Academy of Fine Arts卒業。東京在住。
2017年、新世紀のタトゥー研究開発を目的とした「Good People Tattoo Studio」を設立。同時に、様々な種類のインスタレーション絵画や、日用品まで独自に研究・制作している。 -
ユンボム/yunbomu
1993年釜山生まれ。アーティスト。東京造形大学卒業。
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urisakachinatsu
1997年生まれ。グラフィックデザイナー / ビジュアルアーティスト。
大阪芸術大学にてグラフィックデザインを専攻、卒業後デザイン事務所勤務を経て2022年春よりフリーランスで活動中。 -
komowear
グラフィックデザイナー / グラフィックアーティスト。
主にCGを使用し、おもちゃやゲームキャラクターのような質感のイラストレーションを制作。
グラフィックデザイナーとしても活動。
京都発レーベルであるPAL.Soundsのイベントビジュアルやマーチャンダイズのグラフィックデザイン、その他音楽イベントのフライヤーデザインなどを手がける。