2025年2月「おまえの姿がよくみえる」

【展覧会に寄せて】 
この度opaltimesさんで企画グループ展『おまえの姿がよくみえる』を開催いたします。
 
暗闇の中、ぼんやりと姿が浮かびあがる。
火に照らされたお前の顔かもしれないし、草むらに潜んでいた小さい虫、またはこれまで見えなかった自分自身そのものかもしれません。
何かをつくっていくことは、まるで暗闇の中で火を灯すような行為だと、この展示タイトルの決定時に感じました。  

今回の展示は、でっかい火ディレクションの企画となり、漫画・ZINE・イラストや絵画・立体作品など様々な分野を横断しながら制作をしている作家の方々をお招きしております。
絵描きなのかZINE発行人なのか漫画家なのか、きっと作家自身や鑑賞者によっても見え方が異なるでしょう。
『おまえの姿がよくみえる』というタイトルのように、その姿を互いに探り、ふと視線を交わすような展覧会になれば幸いです。
(でっかい火)



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『おまえの姿がよくみえる』
2025年2/22(土)〜3/9(日)
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
火水休廊
出展作家:赤屋、蚊に、かまぼこおたふく、津村根央、みなはむ、でっかい火
企画:でっかい火
DM design:urisakachinatsu

artgallery opaltimes
大阪市住之江区粉浜1-12-1
https://opaltimes.uchidayukki.com/
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(((作家プロフィール)))

赤屋
インターネットを活動の拠点に絵や漫画を制作。主に人をモチーフとしたドローイングを
おこなう。体調を作品に盛り込みつつあどけなさと欲望と理不尽な立体感を描きたいと思
っている。ルールに興味があり、反芻によりルールの目的が感じられなくなった先にある
作品を作成するため、自身で規定したルールに則した作品を多く作る。また、漫画におい
ては強くて優しいこと、無駄な気遣いを表現したいと思っている。


蚊に
2024年冬、お茶のおいしさに気づき、大お茶時代に突入。
ぐにゃぐにゃしたり、うどんを好きなだけ柔らかく煮たり、ときどき思い出したように絵を描く。


かまぼこおたふく
1991年 平成3年6月3日3636gで兵庫県に生まれる。


津村根央
散歩や不条理の漫画、所在のないマヌケなイラストを描いたり、レイヤーを意識した作品
を制作したりしています。主な作品に、3匹のイルカがいろんなものに「グッド」と言う
漫画『スリー・グッド・ドルフィンズ』など。


みなはむ
1995年生まれ。東京都在住。武蔵野美術大学日本画学科卒業。
絵画を展示するなどの活動を続けるほか、装画を中心にイラスト・絵画の制作依頼を受ける。
作品集に『風の中みなはむ作品集』(パイ インターナショナル)、絵本作品に『よるにおばけと』(ミシマ社)がある。


でっかい火
自主制作出版物に興味があります。
寂しさや不在感、小さいものへの憧れ、
勇気のことなどを主にドローイングと詩のzine、漫画、立体物など。
現在はコミティアを中心に、その他ZINEイベントへも出展。

2025年1月 “A Prayer for Me”

2025年最初のオパールタイムスは、電子念仏機(通称ブッダマシーン)蒐集家で世界中の光るものや音の出るものを販売する「光と音の専門店ハオハオハオ」をディレクションにお迎えして、祈りとアジアの祝祭をテーマに展示即売会を行います。
タイトルの”A Prayer for Me” は「私のための祈り」という意味で、自分自身のために捧げられた祈りや願いを表現しており、自己への思いやりや希望を込めた内容を示唆しています。
2025年の新年を古今東西の魔術系アーティストと祝い、集い、それぞれに素晴らしい1年をイメージして祈りましょう。
是非ご来場下さい。

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“A Prayer for Me” 
2025年1/11(土)~1/26(日) 
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
火水休廊
オープニングレセプション+新年会パーティ:1/11(土)

参加作家:
Seika Kajita
MAGOODZ-魔具ッZ-
ニューウェーブぎゃるSHOP(田島ハルコ)
Vanilla Chi
光と音の専門店ハオハオハオ
内田ユッキ

Direction:光と音の専門店ハオハオハオ
DM design:urisakachinatsu

artgallery opaltimes
大阪市住之江区粉浜1-12-1
https://opaltimes.uchidayukki.com/
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(((出展作家プロフィール)))

Seika
その時に感じた祈りを絵・粘土・コラージュなどで表現。 最近では「MAGOODZ- 魔具ッZ-」なる団体に所属し、 おふだや占いマシーンといった魔具の製造/販売に従事。
Instagram:instagram.com/seika_turbo


MAGOODZ~魔具ッZ~
MAGOODZ-魔具ッZ-(まぐっず)とは、魔力と技術・オリジナルの儀式を用いて、現代を生きる民の幸福を祈願したNEOお札&お守り、魔キャンドルといった“魔具“を提供するCREWである。
Instagram:instagram.com/magoodz999


田島ハルコ
インディペンデントなDIY精神で社会に波風を立てる、ニューウェーブギャルラッパー/プロデューサー。
“姫に生まれしKING”、”ファビュラス器用貧乏”、等のコンセプトを標榜し、マルチに多動に活動中。
「ニューウェーブぎゃるショップ」の屋号で自身の手芸作品を始めとしたインディーズファンシーショップも運営している。
Instagram:
作家本人:https://www.instagram.com/dokusya_model/
作品:https://www.instagram.com/newwavegyaru/
X:
https://x.com/dokusya_model/


Vanilla Chi
Haolin (Vanilla) Chiはニューヨークを拠点に活動するイラストレーター、デザイナー、インディペンデントパブリッシャー。


光と音の専門店ハオハオハオ
世界中の光るものや音の出るものを販売するWEBショップ「光と音の専門店ハオハオハオ」を運営。
中国の念仏や仏教ソングが流れる電子念仏機(通称ブッダマシーン)を収集し続けており、好きが高じて日本発のオリジナル電子念仏機「天界」を2021年2月にリリース。


内田ユッキ
絵描き。artgallery opaltimes代表。
10代後半、成安造形短期大学在学中から作家活動スタート。
ギャラリーやオルタナティブスペース、ライブハウスや小劇場などを中心に絵画作品やイラストレーションを発表。制作テーマは脱力したファンタジーとサスペンス。
2016年大阪にartgallery opaltimesを設立。
流行にとらわれない自由で創造的な場をつくるべく、年間約12本の展示企画をディレクションしている。

2024年12月 オパールタイムスしめ縄フェア2024

今年も石川県加賀市山中温泉で手で田植えし刈り取った藁を100%使用したしめ縄がkijaさんから到着しました。
全国各地のスペシャルな作家さんたちにしめ縄をデコレーションしていただき、オパールタイムスでしか入手できないオリジナルしめ縄の販売を行います。新年の神様をとびきりのお正月飾りで招きましょう。
陶器やお風呂に入れるヨモギのパック、グローブなど年末年始を彩るgood pieceも集合。オンラインストアでも販売します。
今回はしめ縄を稲藁からこしらえるワークショップも初開催。
2024年ラスト企画です。是非ご来場下さい。

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「オパールタイムスしめ縄フェア2024」
2024年12/14(土)~28(土)
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
休: 火水曜日(12/18は営業)
出展作家:
カラス
内田ユッキ
ヒトツメ
kija
まつげ
カネコジュン
霜田哲也
山田なつ実
OJIYU
賢い猫∵
波多野小桃
水野魔利枝
井上鼓(超家)
松枝熙(超家)
ナガバサヨ
管弘志
Dots Flow
ももな
未来商店

横山充(陶器)
Arne(よもぎパック)

artgallery opaltimes
大阪市住之江区粉浜1-12-1
https://opaltimes.uchidayukki.com/
DM design:urisakachinatsu
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カルチャースクールオパル「自分で作るしめ縄ワークショップ」:12/15(日)予約制、詳細は後日
オパールタイムス忘年会:12/18(水)

2024年11月 ONO-CHAN個展「幽霊とピンクのタコと、↩︎」

展示ステートメント
「カタカタカタ・・カチッ」Enterキーを押し数秒経つと4つの画像が現れた。どれも文章の内容に沿った風景だが、非現実的で怪しさが漂っている。ひと通り眺めてDeleteキーを押し、再び文章を入力していく。
コロナ禍が過ぎアートバブルも落ち着いた。クリエイターと生成AIの未来について議論が交わされている。街頭インタビューで観光客が「日本はリーズナブルだ」と語った。SNSで大バズり中のスイーツと映るために店に並ぶ。動画の途中で投資のCMが流れたがスキップできない。それなりに希望を抱き、それなりに絶望し、情報の波に飲まれながら、私は淡々とたわいもない妄想を繰り返している。

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ONO-CHAN個展「幽霊とピンクのタコと、↩︎」
2024年11/16(土)〜12/1(日)
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
休廊: 火水曜日
artgallery opaltimes
大阪市住之江区粉浜1-12-1
DM design:urisakachinatsu
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(((作家プロフィール)))


ONO-CHAN
絵描き/イラストレーター。日常風景やインターネットに溢れる画像の収集を日課とし、それらから生み出す説明のつかない妄想を肯定しながら制作している。国内外の雑誌、書籍、ポスター、CDジャケットなどのイラストワークの他、東京を中心に展示活動を行っている。

2024年10月「明日の落とし物を焚べる」

10月artgallery opaltimesでは版画、コラージュ、ペインティング、ドローイングなどそれぞれ異なる手段を用いて、
ハンドワークによる平面表現を追求し展開する4名をお招きした企画グループ展『明日の落とし物を焚べる』を開催いたします。
住人がいなくなった物件に置き去りにされた遺失物たちに、自分が幼い頃から感じている「居るのに居ない感覚」を重ねてもう一度彼らに「続き」を施す西脇衣織さん。
古びた印象を受ける配色で最新の奇妙な日記を描く松園量介さん。
松川修平さんが即興でブロックを組み上げるように、モチーフを重ね丁寧に着彩したロマンと冒険が溢れる画面。
MOCKUMENTAROさんのドローイングは線を際限なく足すが減らしたり消したりはしない事から、まるで焚き火に薪をくべているようだと感じているというお話を聞いた時に、今回の展示は「時間」が深く関わったSF小説のような企画になりそうだと察しました。
今はまだ存在していない「明日の落とし物」を囲み、それを脳内で少しずつ焚べるような空間を是非ご一緒しましょう。


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「明日の落とし物を焚べる」
2024年10/19(土)〜11/3(日)
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
休廊: 火水曜日
出展作家:西脇衣織、松川修平、松園量介、MOCKUMENTARO

artgallery opaltimes
大阪市住之江区粉浜1-12-1
DM design:urisakachinatsu
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(((出展作家プロフィール)))

西脇衣織 Iori Nishiwaki
1995年生、京都在住。京都精華大学版画専攻卒業。
遺失物や廃棄物などからインスピレーションを受け、風化し続ける物事の中に残る魂の痕跡を標本のように留めておく物作りを続けている。
かつて誰かのものだったものが、誰にも気付かれず、ただ静かにずっとそこに居る、そういう場面が好きで、コラージュやドローイングで表現している。


松川修平 Shuhei Matsukawa
2000年頃から札幌で展示を始め今にいたります。現在アドリブで描く形や線を組み立てて作る平面作品をギャラリーなどで発表しています。具体的にはコラージュの手法やレゴブロックを意識して主にアクリル絵具を使って作画しています。
テーマを挙げるとすると、無計画で始めるロマンと冒険です。前衛的なものが好きです。



松園量介 Ryosuke Matsuzono
1984年生まれ 東京都在住
水彩絵の具、カラーペン、版画などで作品を製作
よく見るとさりげなく奇妙な物を描きたいと考えながら
展示を中心にひっそり活動中。


MOCKUMENTARO
私のスマホはとりとめのないメモや写真で溢れていて常に容量を圧迫しています。自分以外には意味不明な言葉やスクショばかりだと思うのですが、人に見せることはできません。ただいつもそれらを見返して描いているので絵を見せるのは少し恥ずかしいです。

2024年9月「トドを放つ」

9月のartgallery opaltimesでは企画グループ展『トドを放つ』を開催します。
「所有する魔力が高すぎるあまり、ある時代には抑圧されたものたちを現世で解放する」をテーマとした本展では
絵画作品中の魔力含有量が高いと思う作家さんたちを招聘し、フルパワーで解放したような空間を作ります。
展覧会を企画するに至った経緯としては「なぜ中世ヨーロッパ諸国で魔女狩りは行われたのか、なぜ彼女(彼)らは殺されたのか?」という疑問と怒りがある夏の日に突然心の中に湧いて生まれたことが始まりでした。
中世から近代に至るまで数々の地域で自然現象や疫病の流行、悪政など様々な苦境にある民衆があらぬ罪の濡れ衣を着せ、密告し、裁判で魔女である自白を強要しました。
魔女と呼ばれた人々も、民衆も私たちと何も変わらない人間だったことでしょう。
私たち人間の根底には自分より弱いと思う他者を異端だと迫害し、生贄にする醜さが今現在もあって、それを忘れないようにしたいと展覧会として形にすることにしました。
タイトルは友川カズキさんが1974年に発表された「トドを殺すな」という曲から。「殺すな」という言葉は展覧会のタイトルとしてはあまりにも直接的で強すぎるので「トド」という動物の名前が「殺すな」の代わりになってくれることを狙って名付けました。
是非ご高覧ください。


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「トドを放つ」
2024年9/21(土)~10/6(日)
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
休廊: 火水曜日
出展作家:石川愛子、岩間有希、オノユウコ、門倉太久斗/22世紀ジェダイ、森ひなた

artgallery opaltimes
〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1
DM design:urisakachinatsu
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((出展作家プロフィール))

石川愛子
1993年大阪府生まれ。2018年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。心地のいい場所、そこで遊ぶ人や動物を描いている。感情のゆらぎを含んだ線が重なるにつれて生まれる物語が、また次の絵の空間に引き継がれていく。


岩間有希
本能に身を委ねて描くスタイルは、気持ちの良い色彩や質感を出し、岩間らしさを作り上げている。頭の中で繰り広げられている世界や、目に見えない領域の情景、ピュアな心を呼び覚ますような表現をしている。また、絵画作品を軸としながらも、巨大バルーンスカルプチャーや、陶芸、ぬいぐるみ等、様々な表現媒体を用いながら、思いのままに制作している


オノユウコ
1997年生まれ 京都精華大学デザイン学部卒
現実逃避を目的にここではないいつかどこか、そこにいる何かたちを描きます。


門倉太久斗/22世紀ジェダイ
門倉太久斗/22世紀ジェダイは埼玉県生まれ、武蔵野美術大学造形学部空間デザイン科ファッション専攻卒業。コムデギャルソンにパタンナーとして従事しながら、愛するアニメ、プリキュアをモチーフとしたネックレスを制作、「22世紀ジェダイ」としてSNSで発表し注目を集める。独立後、「門倉太久斗」名義で発表する絵画作品では、「やってくるもの」をテーマに表現を追求。独自の形状をした植物や人物などをモチーフに、絶妙な構図と色の組み合わせで画面いっぱいに描き、中毒的な魅力をもって鑑賞者を引きつける。また他の代表作として、自宅の掲示板に作品を展示した「掲示板ドローイング・シリーズ」が挙げられる。


森ひなた
1995年北海道生まれ
北海道在住
わからないまま手をうごかし、
不安なまますすんでいくと、
たのしい絵がみえてくるときがうれしく、
この先もずっと、絵を描くことをしていきたい。

2024年8月 第4回マイファイ絵画実験室展『マイファイ絵画実験室2024』

マイファイ絵画実験室とは、アーティスト水野健一郎が1991年頃から約10年かけて培った上手い下手にとらわれない独自の絵画表現を芸人五明拓弥に伝授するために開設された講座です。2019年よりYouTubeで配信された全12回の第1期の後、無審査の一般公募によって集まった受講生を対象に9回のリモートワークショップ、2023年には初となる対面ワークショップが開催されました。
2022年4月の『クラムジング100D』(Laugh Out 渋谷/東京)、7月の『マイファイ絵画実験室』(artgallery opaltimes/大阪)8月の『表現のキワ』(美学校 スタジオ/東京)に続く第4回目の展覧会となる本展では水野健一郎による秘密の裏テーマに沿って制作された作品たちが大集結します。是非ご高覧ください。

マイファイ絵画実験室 第1期 第1回
https://youtu.be/tA4hQGYOdZQ

主なマイファイ絵画実験室用語:
●クラムジング:上手い下手にとらわれず線や形の”良さ”のみを意識した感覚的な描画法
●脱印象的描画法:対象物の印象に惑わされず、見たままのディテールを機械的に描き写す描画法
●印象分解:印象を最小単位にまで分解し、記号の集合体として捉える,ゲシュタルト崩壊を誘う方法のひとつ
●表現のキワ:脱印象的表現の到達点,具象と抽象の間に存在する高揚感
※全て水野健一郎の造語です

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第4回マイファイ絵画実験室展『マイファイ絵画実験室2024』
2024年8/24(土)~9/8(日)
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
休廊: 火水曜日
オープニングパーティ:8/24(土)16時頃から
出展作家:
水野健一郎
五明拓弥
管弘志
内田ユッキ
海辺せとか
おのちゃん
kaoruko
kasa but a
シーズン野田
塩島周
下嶋やゆん
トム
パウロ北條風知
萩原としみつ
begas
ミミコンブ33
MOCKUMENTARO
リダヲ 
六根由里香
YUPPO
渡辺咲樹
わやたに

artgallery opaltimes
〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1
DM design:水野健一郎
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(((主な講師・受講生プロフィール)))

水野健一郎

アーティスト。1967年岐阜県生まれ。東京都在住。鳥取大学工学部社会開発システム工学科中退。バンタンデザイン研究所キャリアスクール修了。セツ・モードセミナー卒業。既視感と未視感の狭間に存在する“超時空感“を求めて、潜在的絵画体験であるTVアニメからの影響を脳内で再構築し、多様な手法でアウトプット。「アウターサイド」シリーズメンバー、「得体」「擬似マウンテン」キュレーション。2019年「マイファイ絵画実験室」開講。女子美術大学短期大学部特任准教授、東北芸術工科大学非常勤講師、京都芸術大学特別講師。


五明拓弥
吉本興業に所属するトリオ グランジのメンバー。ごめたん名義で漫画家としても活動している。マイファイ絵画実験室1期生。


管弘志
1973年 大阪生まれ
雑誌などを中心にイラストレーターとして活動する一方、近年は個展やグループ展に参加、展示で主に作品を発表している。
絶対的な平面性、違和感、裏切り、何の意味も持たない物語。
自分で不安になるくらいの平面構成を目指します。

2024年7月「清涼な緑の風が頬を撫でるような感じ」

7月のオパールタイムスは島根県雲南市でさまざまな野草と番茶のブレンド”野草番茶”を作っているお茶屋さん、かみや園+と共同企画の展覧会を開催します。
山々に囲まれた自然豊かな雲南市で育まれた野草ブレンド茶は山の匂いを風が運んで体内を巡る感覚があり、コーヒーを飲んで仕事に取り掛かる時や、お酒を飲んで気分を上げて社交する時とは違った時間をもたらしてくれるのだと気が付きました。
そのちょっとした時間が自分をケアして愛するということに繋がっているのではないでしょうか。
本展ではそんなお茶の持つ力や、土、水、虫、夜の暗さ、畑で何か燃やしている匂い…などのエレメントを内包した作家さんたちをお誘いし、作品展示と作家さんたちに実際かみや園+のお茶を飲んでもらった事から生まれたオリジナルラベルのブレンド茶をリリースします。
ギャラリーのカウンターでは日替わりでブレンド冷茶をお楽しみいただけます。
暑い時期にはなりますが、是非一緒にお茶の時間を楽しみましょう。
ご来場をお待ちしております。


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「清涼な緑の風が頬を撫でるような感じ」
2024年7/20(土)〜8/4(日)
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
休廊: 火水曜日
会期中にオリジナルブレンド番茶の販売、お茶会有り
出展作家:
河本理絵
六根由里香
時山桜
西川亮太
石踊ミチ
共催:かみや園+
artgallery opaltimes
〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1
https://opaltimes.uchidayukki.com/
DM design:urisakachinatsu
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༄ お茶会 ༄
7/27(土)14:00〜(2時間程度)
参加費1,500円
5名様(予約優先、先着順)
オリジナル野草番茶4種類、ハーブ緑茶をお淹れします。

7/28(日)①13:30〜 ②16:00〜
参加費 2,000円
各回5名様(予約優先、先着順)
野草番茶(2種)、ハーブ緑茶の他、手摘みの烏龍茶、紅茶もお淹れします。

※ご予約は InstagramDM→@opaltimes
もしくはコンタクトまで


(((出展作家プロフィール)))

河本理絵 
1999年静岡県生まれ。2022年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。
FACE2021、Idemitsu Art Award2022入選。
フリュウギャラリー、KATSUYA SUSUKI GALLERY、gallery TOWEDなどで個展やグループ展に参加。現在は、布にアクリル絵の具を染み込ませるようにして絵画作品を制作している。


六根由里香
1995年大阪府生まれ。2021年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程版画領域修了。
周囲にあるものが咄嗟に目の端に飛び込んでくる経験をチャンスイメージと見なし、リトグラフやシルクスクリーンなどの版画技法を用いてイメージの諸相を再提示する作品を制作する。


時山桜
2020年 東京造形大学大学院 美術科修了。絵画作品を中心に陶芸やインスタレーションの制作も行っている。
自己と周辺環境とのさまざまなやり取りからその内側にあるものを感じ取り、自己へ還元していくことを目的として制作を行なっている。


西川亮太
美術作家、文筆家。
印刷物や着彩された紙をつかってコラージュをつくったり、絵を描いたり、コラージュと絵を混ぜ合わせたりしています。
何か具体的なひとつのことを表すよりも、曖昧な、ぜんぶをのみこめないような、そういうものをつくりたいと思っています。


石踊ミチ
やさしい人や虫を描いている。
小さな嬉しさをみつけることが少しずつ出来るようになってきていて、最近は描く人物や昆虫の表情が少しわらっている。


かみや園+
野草×日本茶。手摘み茶。山々に囲まれた自然豊かな島根県雲南市でお茶や野草と番茶のブレンド”野草番茶”を作っています。
野草、お茶とも雲南産(一部栽培の必要なものは友人産)野草は収穫~加工まで手作業の少量生産。顔の見えるお茶作り。
丁寧に少しずつやっています。

2024年6月 To/By/For「心地よい遭難(Comfortable Lost)」

6月のオパールタイムスは6/15(土)から健康(ヘルシー)・SAU・To/By/Forなどのアパレルブランドを手がけるデザイナーのホリヒロカズさんをお招きして「心地よい遭難(Comfortable Lost)」をテーマにインスタレーションとリメイクアイテム、アートワーク、Tシャツなどの展示販売を行います。
「アイデアの断片」をコンセプトとするTo/By/Forの空間がどのように私たちを心地良く遭難させてくれるのかとても楽しみです。
是非ご来場下さい。

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To/By/For
「心地よい遭難(Comfortable Lost)」
2024年6/15(土)-6/30(日)
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
休廊: 火水曜日作家在廊: 6/15(土)30(日)

artgallery opaltimes
〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1
DM design:ホリヒロカズ
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(((展示コンセプト)))
今回は断片的なアイデアや記憶を捕まえて形にする。というコンセプトで展示を行おうと思ってます。
普段の制作で作れば作るほど、次のアイデアと興味が出てきます。
それは進めば進むほどクリエーションの分かれ道に遭遇し、どっちの道も進んで見たいと思う自分の強欲によってずっと遭難している気分です。
それは非常に心地よい遭難です。来ていただいた方も心地よく遭難して頂けたら幸いです。
ホリヒロカズ(健康(ヘルシー)・SAU・To/By/For)


(((作家プロフィール)))


ホリヒロカズ(健康(ヘルシー)・SAU・To/By/For)
 1983年大阪生まれ、京都造形芸術大学卒。
2005年よりアパレル展開をベースとして活動しており、ウェアーや雑貨、衣装制作などを行う。
 『心のリラックス』がコンセプトの健康(ヘルシー)と「コミュニケーションと即興」がコンセプトのSAUのデザイナー
今回は一番新しいレーベルTo/By/Forのインスタレーションと販売を行います。

2024年5月「つれていって・押さえないで」

5月のオパールタイムスは異なる表現手段を持った美術作家4名をお招きして企画グループ展「つれていって・押さえないで」を開催します。

(((展覧会コンセプト)))
ギャラリーで店番をしていると作品鑑賞後の感想で「連れて行かれた」「持って行かれた」という言葉を耳にする事がある。
私も美術作品の前や、音楽のライブやパフォーマンスの会場で、ここがどこで何時代なのか分からなくなるような感覚を味わったことが度々あるので共感できる言葉なのだが、改めて考えてみると私や彼/彼女らはどこへ(何を)連れて行かれているのだろう。
そんな疑問を解消したくて、今回は私が「連れて行く」能力が高いと思う作品を制作する4名の美術作家たちに展示をお願いした。

事前に作家さんたちにお聞きしたアンケートでは
「作品鑑賞をしてる間も夜ご飯のことだったりこれからの予定のことをふと考えたりしてしまうことがあるのですが、持っていかれる時はすごく作品に集中して、その他のことが気にならなくなるので、その作品の持つ空間に支配される感覚が持っていかれる感覚なんだと思います」(菊池さん)
「作品の力に引っ張られる感覚ならなんとなくわかる気がします。例えばいい絵を前にした時にいつまでもその絵の前に立ち、見つめ続けてしまう事を連れて行かれた、持って行かれたというのでしょうか。」(松野さん)
「いつもは知っている(経験)と知らない(未知や非言語的な感覚)の間に自分が居て、作品に干渉し五感を通して現実に連れて行かれたような感覚になる事があります。」(toniiさん)
「作品の空間やフォルムに興奮している時がその感覚なのかもしれません。世界がはっきりと抽象的になります。私の制作でも構造を別のやり方で新たに重ね合わせながら、意味やフォルムが揺さぶられ交錯する運動感とスリリングな体験に期待しています。」 (丸山さん)
など興味深い見解を得ることが出来た。

展示タイトルを相談して「つれていって」まで決まった後に、この言葉って昔の歌謡曲みたいでノスタルジックですね。という話になった。
この「ノスタルジーを感じる」も作品や音楽などの観賞後の感想としてしばしば耳にする言葉だ。
私たちそれぞれが経験し蓄積した風景や匂いや愛着を持っていた物などは脳の中に今も残っていて、作品の前で感情が揺さぶられた時にそれが現れることは至極当たり前の事だと思う。
でもその後松野さんが言った「ノスタルジーを押し付けたり押し付けられないようにしたい」という言葉がもう一つのキーワードになって、今回の展示タイトルが決定した。
染色した布を空間に合わせて独自の形に変化させたり、シーチングと呼ばれる薄綿布にパステルを擦り付けるようにして絵を描いたり、木彫/パテ造形/塑像などの立体造形、衣服のいらない部分を削ぎ落として、それを使って違和感なく新しい1着にしたり…
多岐にわたる表現手段を用いた作品たちはきっと皆さんをどこかへ「連れて行き」、しかも「(ノスタルジーに印象を)押さえつけないで」と話すでしょう。
是非ご高覧下さい。
(文章:opaltimes 内田)


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「つれていって・押さえないで」
2024年5/18(土)~6/2(日)
時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時
休廊: 火水曜日
出展作家:
菊池虎十
松野有莉
丸山太郎
tonii

artgallery opaltimes
〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1
DM design:urisakachinatsu
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(((作家プロフィール)))

菊池虎十
1998年生まれ。東京都出身。
東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻染織研究分野修了。
変容をテーマに、染色した布を空間に合わせて装飾する際に歪ませ、独自の形に変化させて作品制作している。
布という可変する素材を中心に平面作品やインスタレーション制作を行いながら、近年では身体への装飾についての表現を試みる。


松野有莉
武蔵野美術大学 大学院造形研究科美術専攻油絵コース在籍
シーチングと呼ばれる布にソフトパステルを使って景色(のようなもの)を描く。画面を見つめ続けた先にある形、色、感覚に興味があり、それ等が呼び起こされる瞬間を捉えて絵画上に写すような作業を繰り返し制作している。


丸山太郎
私のアートワークは生活の中で浴び続けてきたポップカルチャーや郊外文化、量販店や繁華街の雑多な風景からインスピレーションを受けています。一つのイメージの中には、いくつもの歴史と意味のバリエーションが内包されています。制作における目的はそれらの統合と矛盾の許容です。
作品では木彫やセラミックなどの伝統的な表現メディアの中にしばしば工業製品を組み合わせています。それはシュルレアリスムの考え方に基づくと同時に既存のステレオタイプへの造形的なスラングでもあり、「思い出彫刻」を作ります。


tonii
主に特定の個人に送るリメイク服を制作している。
そこから派生し、表層、虚像、反転をテーマに制作活動を行っている。

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